日記選りすぐり 

モドル




 10月1日


昨日のついでに思い出した事。

小学生の時に石蹴りしながら帰ってて、本気で蹴っ飛ばしたらヒューーーン・・・ガシャーン。



あれはきっと小学校の中でトップクラスの走りだったね。

呆ける友達を置いて颯爽と風を切って去る。

汚い世の中の渡り方を小学生時に学んだ俺。だからこんな人になっちゃったんだねー。




 10月2日


井○和香がかわいく見えてきた俺は・・・成長したのかな?妥協したのかな?

なんかビッグマック一口で食えるような唇してるね。





っていう話題を今出す俺の世間情報の入らなさが思いっきり垣間見えるわ!!このヒキコモリ!!



(社会的に)役立たずのブタ!あんたは牡丹じゃなくてブタよ!これも遅いんじゃね?




 10月3日


母さんのベッドのある和室で、でかいタンスが倒れてベッドの枕のド真ん中にタンスの角がえぐりこむ事件が母さんの仕事中で出かけている間に起きた。



母さんは自負するほど寝相がいいらしいので、睡眠中に倒れてたらもう顔のパーツが全部真ん中にあつまって梅干顔どころの騒ぎじゃねぇ、と。


まぁ、無事でなにより・・・それに九死に一生の体験をする人は運がすごくいいらしいんだよ、母さん?(プッ。ブプゥ!そりゃぁもう滑稽としかいいようがねぇなぁおい!リアルコラージュじゃねぇか!小顔美人になれるかもよ母さん!?余白が多いけど)





親より後に死んでも賽の河原へ直行かもしらん。

救急車通っても親指入れてないしね。




 10月4日


別の世界に行けたらなー。って思ったことはあるだろうか。


友人が  たまにそう思うことがある。だけど、そういう俺って変なんじゃないだろうか?

と、俺に向かって自嘲したことがある


と言うが、誰だってそう思うことはあるんじゃないだろうか?

もしあの時あの場面で別の選択をしていたら。

例えば他の高校にいっていたら高校で出会った友達が完全に入れ替わる。

今の高校で得た気の合う友達とも、体育祭を分かち合った仲間とも出会わなかった。

そいつらではない別の人たちが俺の友達になっていたかもしれない。

例えば生まれが別の市なら、県なら。例えば生まれが別の国なら。

それこそ出会いの可能性は12億以上。

その道筋は想像しがたい事だ。だからこそ人は夢想する。無限の可能性を。

そんなパラレルワールドを考えた事の無い人はいるだろうか。

きっとそういう人は今の人生が最高だと胸を張っていえるのだろう。



俺も平行世界について考えないこともないが、周りとの関係が今と違う世界に行きたいとまでは思わない。今まで築き上げた関係をそれほど軽いとも思わないから。


ただ一つだけ、行けたらなと思う世界は

裸女専用車両の満員電車


飛び込みたい。日の丸赤フン一丁のカエル飛びで飛び込みたい。



な?社会のブタだろ?




 10月5日


小学校の頃はよく一日が過ぎるのがひじょうに遅く感じられた。

例えばもうすぐ行事があるときなんかはすごく待ち遠しくて、一日終わるのが本当に長く、一日中そわそわしていたと思う。


そんな俺もいまでは、

一日一日が非常に早く、それこそあっという間に学校が終わり、家に帰り、することをすませればもう次の日だ。

以前なら待ちに待ったゲームの発売も、いまは発売日が来たことでやっと思い出すくらい。


そりゃ嫌いな授業なら長く感じるより短い方がいいし、ずっとまだかまだかと待たされるよりは一瞬でやってきた方が良いかもしれない。

だけど、やっぱり一度きりの自分の人生 少しでも多くの事を吸収し、多くを感じ取った方が充実できるのではないだろうか。

ただボーっとしている時間でも、自然の音を、木々のぬくもりを、感じてみるのもまたいいものだろう。

ただの待ち遠しさだけで一日を長引かせることができなくなった俺だから。

早急に去ろうとする時間を少しだけ止めて、外の世界に 目を、耳を向けるのもたまにはいいんじゃないかな。



とりあえず、T高の女子のパンテー比率は 白:ピンク=6:2:1 と。




 10月6日


ネットゲームのレベルが上がる度に現実のレベルが下がる。

言い得て妙だねコリャ。




 10月7日


12時過ぎにふとメールボックスを開いて受信メールを見てみた。


あ・・・




メールマガジンに自分の誕生日を教えられてるようじゃホントにダメだな俺。中年レベルの誕生日意識だろそれ。

危うく友人に金をせびり忘れるところだったぜ。

おめでとう俺。明日で18歳だよ。もう結婚できるね。           だれと?




 10月8日


うちの学校は2学期制。だからこんな中途半端な日に終業式があり、長い休みを挟むわけでもなし、形だけの式。

セオリーに漏れず話の長い校長。テスト明けの(徹夜ゲームでの)寝不足でうつらうつらと、話の途中で睡魔が襲う。

「――が――だから―――チローは大変――な――――で――――――。」

別に大した話でもないだろう。重量感をましてゆく瞼に、もう抗うことをやめようと思った。

「―――指導が―――で――――全国で滋賀県が一番スカートの丈が短いですからね



へぇへぇへぇへぇへぇへぇへぇへぇへぇへぇへぇへぇへぇへぇへぇへぇへぇへぇへぇへぇ

完 全 覚 醒


そ、それ本当なのかい?校長!前校長の重病により繰り上がったラッキーな元教頭!いままで話なげぇなんて思ってゴメンな?いやもぅいきなり満へぇですわ。ナイスうんちく!どんどん行こうよ!次はなに?滋賀県の女子高生の平均バスト!?



「自転車のマナーが悪くて毎日といっていいほど苦情が来るんですけど、苦情が来たら「指導はしてるんですけどね、はい、はい、以後気をつけます」としか言えないでしょ―――」

ZZZzzzzz・・・・・






あっちを向けばパンチラこっちを向けばパンチラ。

パンチラの都近江。

滋賀県いいとこ一度はおいで







18歳になったからって何か変わるわけでもないね・・・




 10月9日


友人Tの場合


今日誕生日やねんなー。

18歳やでー?もう結婚できるよなー。明日市役所に出してくるわー。(笑)


そうやな、明日一緒に出しに行こか。



あ、あの、ホモセクシュアルの婚姻は日本ではまだ認められていないんで・・・



友人Hの場合


今日誕生日やねんて。なんかくれるもんとかないの!?


俺の初めてをやるわ・・・



帰れ!汚ねぇケツ向けんな!!





なぁ、年に一度の誕生日ってこんなもんなのかなぁ・・?




 10月10日


18歳になった感慨を




あなたは18歳以上ですか YES/NO ?

イェス!!

ブラウザ→戻る

あなたは18歳以上ですか YES/NO ?

イェス!!!

ブラウザ→戻る


イェス!!!!


!!!!!


!!!!!!




でしか実感できないのも考えもんですね。



それ以上先には進んでないで?




 10月11日


学校における担任とは、一年の付き合いがあり共に悩み解決し、一緒に歩むべくしておられる恩師。

って皆やっぱり覚えてるもんなのか?

小学校はまだしも中高って別にHR以外で接する事ってあんまなかったような・・・。

三者懇談では「いらんことしゃべらんといてや」くらいの信頼度。

悩み相談も特に無いし進路も自分で勝手に決めるし、それを単に承諾するだけ。



そういえば小学5年の時の担任は俺たちが20歳になったときに必ず手紙を出すから。といっていたなぁ。

・・・名前が思いだせん。

きた・・・

たなか・・・

まつ・・

たけ・・・

うめ・・・あ、あかんわ!

二年後に、知らん奴から奇妙な葉書が来てんけど的な「俺っちの貞操の危機!?Aに迫る醜悪な凶器、ストーカー事件!!」な話になった時は皆言うてや!

ああ、ほんまに名前わからんし・・・。


すまん先生。

俺には生涯の恩師、担任よりも「おねがいティーチャー」の方が心に残るみたいです。

な、また俺の駄目な部分が見えたろ?



気にするな。それが「最優先事項YO!」




 10月12日


学校の授業も後期に入って、授業らしい授業ではなく問題を解く形式の科目が増えてきて、なにやら受験モードの様相を呈して来た。

ここで、クラスの雰囲気全体として焦りの色が見え、自分自身も焦り、今までの愚行を悔やみ、勉学に勤しむべき。なのだが、一向に焦りが感ぜられるのんきに日記を書き連ねつつ読書をしたりする日々。

この緊張感の無さはやはり張りというものがないからだろう。

やはり一番の努力の糧となるのは共に道を歩む相棒。

一緒の大学を目指し、共に勉強し、励まし合えるかわゆい彼女が不可欠ではなかろうか。



休日には一緒に図書館へ行って勉強、

休憩中にふと話しが弾んで騒いでしまい、2人同時に「「シーー!!」」・・・

「「プッ、あははははは・・・」」

不意にシンクロしてしまった事に笑い堪え切れない二人。

そのうちに、ようやく自分たちを睨む人々の視線に気づき、

・・はっ!「「シーーー!!」」 ・・・ ・・・ くっ・・くっくっ・・

「くっくくく、腹いてぇ。一旦外にでようぜ。」「ウ、ウン、フフ。」

丁度時間は昼飯時、「今日は張り切って作ったんだ。」

と彼女が差し出す弁当のご飯の上にはハート型のノリ。

「おまえなぁ、いくら張り切ってるからって、ハート型のノリだぁ?こんなもん・・・もったいなくてくえねぇよ・・・」

「タックン・・・。大丈夫だよ、タックンへのキモチはいつも私の胸の中にWe often got compliments about our hotel,but sometimes serious complaints



って、今READERの授業中やないか!!

ああもう、ワケの分からん単語のお陰でトリップしてキーンコーンカーンコーン



ノルマの八分の一地点でリタイア。

折り返し地点すらもまだ遠く地平線の彼方というこの無様な結果に、ゴールである大学の門はさらに遠く、ブラジルにあるのではないかと思われる。







曰く脳内彼女は勉学の邪魔である。
 

                              〜猛〜




 10月13日


気だるい授業。

特に必要な教科でもなく、ただ先生が前でベラベラとしゃべり続けるだけ。

耳を傾けるでもなし、ノートを取るでもない。

暇を持て余し何をするか悩んだ挙句、英和、和英の電子辞書を取り出す。

ちゃんとした単語帳もないし他にすることもないので、aから順番に単語を見ていこうかな。

そうだなぁ、ま、気になる単語でも見つかれば覚えればいいか。



abbess・・・女子修道院長


猛は今の言葉を胸の奥深くに刻み込んだ!


abnegation・・・禁欲


猛は今の言葉を胸の辞書から、右クリック→shift+D で完全に消去した!


どうせなら不可能を消せばいいのにと思ったりするが、禁欲できない時点で不可能事が存在する俺。

そう、むしろ消し去るべきは可能の文字だよね・・・昔から何もかもが中途半端でさ、なんていうのかな、あのさ俺って本当に生まれてきてよかダメダメ!もっとポジティブにいかなきゃ!

そうだなぁ、女子修道院長像としては青い修道衣に胸元は白いよだれかけみたいなんで眼鏡をかけてて胸には十字架をつけて髪はパツキンのセミロンキーンコーンカーンコーン!




いつもいつもチャイムに気づかされる  

嗚呼、また無意味な時間を過ごしたな、と。




 10月14日


「昨日さぁ、やっと勃った時には皮が余らんようになってん!!」

「いままで風呂でハブラシで磨いててたらよ、余らんようになってんやんか、刺激法つうやつ?」



「うわー、そこまでして頑張るか?普通。別に余ってんなら余ってるでいいんちゃうのん?」(肉声)



マジで?(心声)




 10月15日


できるだけ涙は流さない。

そう決めた。


悲しみも喜び感動も、涙と一緒に流れていってしまいそうで。

全部自分の感情。大切に心の中に秘めておきたい。

だから、涙は流さない。って決めた




のに、まさか俺もウンコきばってて涙がでるとはおもわねぇさ。

ホロリと出たよホロリと。ウンコはボトリと出たけど。

肛門括約筋と涙腺は繋がってるのかい?

鼻毛抜いても出るけど。でもそれは痛み涙でしょ?

キバってても痛くはないのに涙がホロリ。

もしかしたらこれが産みの喜びってやつかもしれない。





いつかこの詩を歌にしようかな。

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