日記帖
2004年
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番外編
４月１０日 先輩は言う。 「休日は何をしているか？まぁ、大抵は外に出てるねぇ、というか部屋にいてるのが嫌なのよ。家にいる時でも大体はリビングにいるし・・。」 そうか・・ そういうことだったのか・・・ ずっといてたくなくなるような部屋にすれば俺ももっと外交的かつアウトドアでポジティヴな健康優良児になれるってわけだったのか！ よーし、こうなったら部屋の模様替えしちゃうもんねー。 一ヵ月後の筋肉隆々上腕二頭筋テッカテカな俺を想像するだに武者震いがおこるわい。 そう、これから俺の部屋は寝床になる！ まず、足の踏み場も無いくらい部屋を汚くすればそう部屋にいたがることもなくなるか・・。 ・・・ いやー、住みごごちええわー。 なんつーか少し捻れば必要な物に手がとどくというか。 届かなければ俺の右腕『マジックハンド君』が火を吹くというか。 動かなくっていいって・・・最高やね！ 何か違うな。 きっと俺は心の汚れた人間なんだよ、きっと。 むしろ生活感が無いくらい物が無い方が落ち着かなくなって外に出たがるんじゃないかな。 ・・・ ほんと、さっぱりしてすっきりしたわー。 必要な物だけ揃ってるなかで、ソファーベッドを立てて優雅に音楽鑑賞といきましょうか。 なんていうのかな、俺、今、洗練されちゃってる、っていうの？っさいこー！ 多分ね、心の問題だと思うんだ。こういうのって。 心が開いてる人と閉じてる人って、いると思うんだ。 その中で、俺って、閉じてる方なんだね。 いや、むしろね、ドアが無いんだね、きっと。 窒息死体が出る前にどうにかせねばー。 そんな閉じた僕の心を開いてくれるのは、心にチェーンソーを持つそこの君さ！！ やっぱ閉じたままでいいです。 |
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