日記選りすぐり  2日 10日

モドル


 3月1日


別れじゃなくて出会いの始まりなんだ。

そう思いたいじゃないか。そうありたいじゃないか。


今日は卒業式。三年間高校で育てられてきたスズメ達が巣立ってゆく。
どこまでも高く舞い上がってゆく者もいれば挫折や妥協を味わい地を這う者もいる。

できることならば皆天高く飛び立ってほしいとは思うが。ここからは親達は介入する事はできない。

ただ祈る事しかできないというのは悲しいことではあるが、ここまで立派に育てたという事実を胸に信じてみてほしい。


近くの高校ではどこも卒業式があり、しんみりと漂う空気を感じながら登校。我が校でも式が行われました。

ただ一つ言いたいのは、全国の高校では十中八九


世界に一つだけの花ネタの争奪戦勃発中

とりあえずうちの所では校長がキープ。明らかに予想通りの展開にうんざりしつつも敢えて聞いておく。

やっぱりみんなは世界に一つのうんぬん。

これから世界に羽ばたいていくみんなはオンリーうんぬん。

若者の話題を持ち上げればみんな聞いてくれるに違いないという、まさに無理やり息子や娘との会話を試みようとする親父

見ているだけで痛々しい。

周りの皆もそのようで、苦笑いを抑えつつ耳を傾ける。

後の来賓の挨拶で皆「私もスマップの歌の話をしようと思っていたのに取られてしまいましたわい、はっはっは」などといっていたが、

取られてて全然良かったと思いますよ。



小学校中学校と二度は経験しているもののやはり卒業というものは慣れることのないもので、その表現方法は

涙を見せる者、嗚咽を漏らすもの、卒業証書の授与の時に名前を呼ばれ勢いだけででかすぎる返事をして周りを引かせちゃう人など、様々です。

ただ、それらは少なからず在校生、保護者、先生に感動や別れの寂しさを感じさせるものでした。

式も終盤になると、自分の周囲でもすすり泣く声等も聞こえ、大変感動的なフィナーレを迎えたそうです。



ただ私は、いきなり発情してしまったマイ サンをなだめるのに手一杯で卒業式所ではありませんでした。

必死にタレパイ婆さんを妄想するも逆効果

いや、ストライクゾーンはそんなに広くありませんて。


周りを女子で囲まれながら身動き一つ取れない状況でテントを張ってしまった自分の股間を見て、
猛君はいつになったらエロガキを卒業できるんだろうね。と自問自答を繰り返していたのでしたとさ。おしまいおしまい。
(いや、これじゃ終われないって!)




自分達もあと一年で最後の門をくぐることになるのです。
三年間の思い出を抱きかかえて・・。


スズメは空へ飛び立ちます。

ただ、帰ってこれる巣がある。

それだけで安心して旅立つことが出来るのです。


残された者の役目は、

子供達が弱音を吐いた時にだけ

傷を癒しに来たときだけ

巣に迎えいれて、暖めてあげることが大切なのではないだろうか


先輩方、お世話になりました。
疲れたとき、苦しいとき、いつでも顔を見せてくだされば、いつもの顔が待っております。少しでも力になる事があれば話を聞きますから。


ご卒業おめでとうございます。でも彼女の自慢だけはやめてください

 3月2日


ヒザカックンって立ちバックに似てるよね、って一度でも思った事のある良い子は皆集まれ〜!


ふとした事で真理というものに気づいてしまいました。

18禁ってありますよね。18歳より下のガキは見てはいけませんよ。っていう表示。

あれは何が故に18歳なのか。

そもそも世の中の男がナニに目覚めるのは確実にもっと早いわけです。早い人では幼稚園の時からすでにお昼寝の時間に股間をまさぐっている小僧もいるくらいですから。

ただ、これからの世を担う若者に子供の頃からそのような俗な物を見せてしまっては、先の世が乱れてしまうことうけあいなのです。

そのための年齢規制。

タバコや酒は20歳からという事ですが、それは若いうちは体にとても悪影響を及ぼすため、成人となって体が完全に出来上がるまでの規制なのです。

ならば何故エロは20歳ではないのでしょうか。


あんまり焦らしてあげるのも可哀相だから?

性欲の溜めすぎで逆に性犯罪が増えるから?

いや、私の推論はこうです。


18歳は日本でいうと大抵は高校生。

そして三年生といえば大学受験を控えている。


そしてこの二点から導き出される結論は


エロビデオ解禁という男の人生で最も重要な誕生記念日のある年を受験の年とマッチさせることによって勉強に追われててんてこまいの受験生のほとんどがエロビなんかにうつつを抜かしていられるわけもなくあっという間に過ぎていった年がエロビ解禁年という事実が無垢な少年達の頭の中には強く残らず清らかに成人を迎えるであろうという事を見越した周到な政府の罠であるわけです!!


なんて巧妙に仕掛けられたブービートラップ。

このまま普通にこの先一年を過ごしていたらきっと簡単に引っかかっていたでしょう。

しかし、真理に気がついてしまった俺にとっては見え透いた心理攻撃など無効力です。

そのようなものは

穴の開いた底引き網のようなものです!

粘着性の抜けたゴキブリホイホイのようなものです!!

きったねぇ字でかかれたラブレターのようなものです!!!
(二日は落ち込んだが


そのような見え透いた政略に惑わされることもなく半年後の俺はきっと



誕生日の日にまっさきにWOWWOWで会員になってすぐさま危険なかほりのするメンズオンリーフロアーへと飛び込んでる。

そして数本をわしづかみにして大人借りという奴です。

もちろんダミーなんぞ入れるわけがございません。

一般ビデオ達にそんな肩身の狭い思いをさせられるわけがない。

そもそも大量にエロビを重ねてある横で映画なんて見ていられるだろうか?

確実にギンギンでストーリーがわかるわけもない。


いやぁ今から楽しみですね。ジャンル考えとこっと

ただね、誕生日のお祝いをされるときは


妙にソワソワしてるでしょうね
風呂も10分くらいで出る覚悟です。

 3月3日


今日は言い訳をさせていただこう。

なぜ僕が女子と付き合わないか。


ただ単純にモテないからでは、ない。

僕の体くさいからでも、ない。

まして自分のナニに自信が無いからでも・・・ない(かも)。


もうお分かりいただけたであろうか。

そう、お金がかかるからなのです!

買いたいものがいっぱいあるお年頃なのですから、デートなんぞにお金を掛けている余裕はないのです。

プレゼントだとか飯代奢れだとか、なにかと費用がかかってしまうものなのです。

なんて男の立場の弱い時代でありましょうか!

少し前だって御曹司のベスト100だとかいう番組もやっておりましたし。

金さえあればモテる時代なんですよ今は!

矢田亜希子さんもしっかりCMで主張しています。


よ〜く考えよ〜。世の中お金だよ〜。う〜う、う〜ううううう(嗚咽)。


うん、金さえあればモテる、モテるんだ!僕に足りないのはお金だけなのだ!

言わんとしたことが真逆になってしまいましたな。

 3月4日


ここ数夜連続で放映されている番組を見て僕は今猛烈に感動しています!

地球の神秘、生命の誕生。今僕がここにいるというのは奇跡に他ならないのです!別にいてもいなくてもいいっていう事実は横に置いといて。

地球が生まれる確立が低ければ人類が誕生するという確立もごくわずか。

ひいては僕が生まれるということはさらに低確率なわけです。

そう、僕達は生まれながらにしてドリームジャンボに何百、何千、何万回と当たっているようなものなのです。

だから博打でなんべん負けようとも、どんな逆境に立たされようとも、腹痛のおかげで脱糞しようとも、くよくよしてはいけないのです。

あなたはすでに高倍率高レートの博打に成功して今ここに生きているのですから。


さらに話は地球という壮大なスケールから、その中に住んでいる我々人間にスポットを当てていきます。

人類が猿へと進化する時、なぜ二足歩行になったのか。


そう、それは人類が愛撫をするためだったのです!

嘘です。愛があったからです。プレゼント等を渡す時にどうしても手を使わなければならないが故に二足歩行になったといわれているのです。

こういうロマンティックな事はすごく好きですよ僕は。

ロマン→マロン→クリ→クリ○リス 

なんていう思考回路をしているのはほんの一時だけです。

普段はとってもロマンティストな人なんです。誤解しないでくれたまえ。


ああ、あととっても気になるフレーズがあったんです。

人はいつも重力という枷に縛られてますよね?だから飛ぶものというのはとても神秘的な物として考えられるし飛びたいという願望はいつの世にだってあるものです。

ただ四足で歩いていた猿が二足歩行になったという事だけでも立派に枷に立ち向かっていて立派なものだという事なのです。

さらに人間は二足で立つ事を、ただ歩くだけでなく踊りという芸術的な所にまで昇華させているのです。

いろんなダンスやバレーなど、そのような芸術に心を奪われるのはそういう所からも来てるのだなぁと言っていて、とても納得したのです。

そしてその次のバレーダンサーの一言が僕をすごく勇気付けてくれたのです。


「まずはまっすぐにたつ事が重要なんです。」



そうか、まずはしっかり勃ってればいいんだね!股間見ながら


毎日一定時間重力に逆らい続ける体の一部に僕は人間のロマンと崇高な人間の構造を垣間見ることができました。

 3月5日


どうやら女という生き物は男のギャップに弱いらしいのです。

昼なにげに見ていた「ちんちんぐいぐい」とかいう番組でやってました。

まったく昼から卑猥な番組ですな。角さん怒らないで

しかし、これは有益な事を聞きましたよ。

ギャップですか。なんだか意味が分かっているようで分かっていないこの単語。勘違いしてたら嫌なので辞書で調べてみましょうか。


ギャップ [gap(割れ目)]
[1] 割れ目,間隙(かんげき).
  infoseek カタカナ語辞典より抜粋

え、ワレメに弱いんですか。

男は一つしかワレメはないですがいいんですか?

なにを挿すつもりなんですか?

そこはだめぇ、汚い、きたないよぅ。

いやー、みないで、見ないでー。


冗談。むしろ限界。

[2] 感情・意見の相違,食い違い

いやぁ二つ目を見落としてましたウッカリウッカリ。

要は見た目との違いを生み出す事によってトキメキが生まれるというわけです。

これは世間の日の当たらない少年達には朗報ですな!

よく考えてもみたまえ、顔立ちからしてカッチョエエ奴はどんなにこれ以上カッコいいことをしたとしても、「ああ、かっこいいね」で終わるのです。

しかし!普段窓際族を演じている君達がふとカッコいいことをしてみるとどうでしょう「え、そんな事できるの!?いっがーい!!」と、かなりの驚きと共にトキメキも運んでくれるわけです。

そう、キミタチはここでイケメン達との闘いで優位に立つ武器を得たのです。

ザクとは違うのだよ、ザクとは!

ただ、ギャップを見せる上であまり見せない方が良いギャップってのもありますよね。

僕、マンガの事では誰にも負けないよ!なんて言ったとしても、マンガの知識量でトキメキを感じるのはアニメイト付近に出没する人達くらいなもんです。

さらに、僕パソコン詳しいんだよね!と言った場合。

確かにこれからパソコンの時代とは言われていますが、まだまだ高校生の間では風当たりが強く、パソコン上級者=オタク という認識がまだまだ根強いと思われます。周りを見て判断しましょう。

とりあえず、一番てっとり早いのは勉強かスポーツという事になりますね

ただ、スポーツってのは天性のものもありますから、努力次第でできる勉強を強く推していきたいと思います。

普段はちゃらんぽらんな役柄を演じておきつつ、テストで高得点をゲット
。なおかつ見せびらかすことなくさりげなく机の端に置いといて、友達に騒がれつつ「か、返せよぅ〜」とか言っちゃって実はあんまり取る気はなくて全員に知れ渡った辺りで取り返して「全く、そんな大した点数でもないのに。」とかいっておく事で、


なにアイツ、調子乗り?とか言われてまたクラスの端。ということですな

 3月6日


現代の日本は少々平和ボケをしている感があろう。

飽食の時代でぶっくぶくとデブが増えていて尚且つ殴り合い一つしたことのない若者達。

怖いと思うことなんかほとんど無いこの世の中。

なにかが日常から欠けていると思う。

・・。

そうだ、スリルだ。

いつ食料が無くなるかもわからないスリル。

いつ敵が攻めてくるかもわからないスリル。


まったくもって欠けている。

ジェットコースター?あんなものではダメだ。

最初から安全性を保証していて何がスリルか。

Gがかかるだけがなにがスリルか。

命の危険あってのスリル。


そこで今日は

ベッドの隣の本棚の一番上の段から辞書を半分外に出して寝てみよう

生きていたらまた明日会おう。アディダス。

 3月7日


たとえばだ。

AVで男優がどんなに上手にフェラをされていようとこっちに伝わるのは2割の快感と3割の怒りと5割の苛立ち。

オカンがどんなに上手く立たないブーツに玄関で八つ当たりしていたとしてもこっちに伝わるのは10割のあほらしさ。


それではダメなんだと思う。

この世の中で楽しくやっていくには、一人一人の親身になって考えたほうがいいのだ。

世の中の人に足りないのはこういう心であって、皆この精神を持つ事で円満に暮らしていけるのではなかろうか?


ではこの心一つで全てが解決していく様を見て頂こうか。


シチュエーション  〜喧嘩の仲裁〜


「もうアンタなんかとは離婚よ!」

「まぁまぁ、何があったんだよ。」

「アイツがね、浮気してたのよ!!」

「おいおい、そりゃいけねぇよ」

「あのな、こっちは仕事ばっかで忙しいってのに何もせずに遊んでばっかりで、浮気くらいしたくもならぁ!」

「なにもしないってのはダメだろう、せめて家事くらいしなくちゃ」

「そんな事いってもね、家事も育児も全部こっちに押し付けて!少しくらいは手伝ったらどうなのよ!」

「なぁ、たとえ働いてても少しくらい手伝うことくらいできるだろ?」

「だから!仕事でバテてそれどころじゃねぇんだって!」

「うんうん、お前の仕事は大変だもんな。」

「もうね、結婚したのが間違いだったのよ!」

「そうだなぁ、自業自得っていう言葉もあるしな。」

「こっちには別の女もいるんだよ!別れるならさっさと別れようぜ。」

「もうすでにいるんだったら話が早いよな。」

「子供はどうするのよ子供は!」

「おまえが引き取れよ。」「いやよ!子持ちなんて誰も相手してくれないわよ!」

「そうだなぁ、子供の問題はなかなか難しいよなぁ」

じゃぁアンタが引き取れよ!!

「お、おれ?まぁ二人とも大変なんだし、しょうがないか。」


ピピー、試合終了!

いやぁ二人の言い分を聞いた上で的確な判断をしつつ円満に終焉を迎えることができましたなぁ。

最後なんてハモってたくらいですしね。これからきっと二人は幸せに暮らすのでしょう。

僕もとても晴れやかですがすがしい気持ちになりました。




いいのか?これで

 3月8日


朝から曲がり角でオッサンとぶつかりそうになった。

いくら女の子との出会いがないからってそんなドッキリ☆ハプニングは期待していない。断じて。


長話をする時、たいてい玄関先である事が多い。

外で話しているといつまでたっても話題の尽きる気配がない。

ただ部屋の中に入ると一発で無言に。これは多分部屋の中にある色んな物に目移りしたりゲームしちゃったりするからなんだろうな。

今日も長話が繰り広げられる。熱き会話を交わした後に残るは充実感とちょっとした虚無感。

今日の談義もなんか白熱したなぁ〜。野郎と。玄関先で。二人きりで。


憂鬱になった気がした 17の夜〜。

 3月9日


足を組みながら片手にコーヒー、ブラックで。

まさにハードボイルドの代名詞ともいえようこのスタイル

漢を目指す俺ともなれば必ず通る道。

少々早いかもしれないが今日から俺もハードボイルディング。

近づいて火傷してもいらねぇぜ。

夜も更けたPM10時

ん〜、このビターな味わいがまた漢を引き立たせるぜ。

さぁて、新しい日課が出来たところでグッナイ!いい夢見ろよ。


・・・


・・・・・・



・・・・・・・・・。


ちゅんちゅん、ちゅん。ホーホケキョ。


カフェイン効きすぎ。


お子様の僕ちんには早すぎたのでしょうか。

ギンギラギンでさりげなく完徹です。

朝日が目(の下のクマ)に染みます。泣きそうです。

丁度学校へ行く時間らへんでカフェインが切れてきてもう大変。


今日も元気に学校という名の寝床へいってきます!

 3月10日


長いポニーテールの髪にほっそりとした体つき。

後ろ姿を見て「あ、いいな。」って思った事はないだろうか。



今日の帰り、疲れ果ててチャリンコを転がしていると

ふわっ。

良い香りのする髪をなびかせて前を走る一台の自転車。

・・・キュンッ!

どこか胸の奥で鳴き声を聞いた。


それは荒廃した現世という砂漠の中のオアシス。

目に見えるオアシスをただ黙って見ている奴などどこにもいない。必死に走り、追いかけ、自分の物にしようとするはずだ。


とりあえず恋愛ゲーらしく選択肢を立てておこう。いやいやエロゲーとかじゃなくて。

1. はじめましてー。いい天気ですね。
2. 久しぶり!オレオレ!クラス一緒だったじゃーん。覚えてないの?
3. 部屋取ってあるんだけど、これからどう?



だいぶ犯罪めいた選択が多い中で僕は当然3番を選択。

勝負はタイミング。仕草一つ間違えるだけですべてはオジャン。

もう一度言うが勝負はタイミング。いやいや常識的に無理とかそういう問題じゃなくて。


並列→ちら見→加藤茶直伝二度見→さわやかな笑顔→選択3.

シークエンスは整った。あとは実行あるのみ。

キコキコキコキコ

チラ。

・・・・・・。


キラウェア火山?



やっとの思いで着いたオアシス。

ふと気がつけばそこはオアシズ


砂漠に蜃気楼はつきもの。

今日も明日も心の砂漠化は進んでいく・・・。

 3月11日


3月2日の日記で18禁について熱弁したところであるが

今日その根底をくつがえすとんでもない発言を耳にした。

2日の日記のように友人に18禁相対性理論についてせつせつと語っていた所(←バカ)、哀れむような目で見ていた友人が一言

「18禁って18歳以下がダメってことなんじゃないの?ってことは見れるのって19歳からだよな。」

「・・・は?マジで?」

大学の卒業論文にまでする予定だった矢先の問題発言。

これでは現代の世で天動説を声高に叫ぶようなものではないか!

つか今まで熱く語ってたオレは赤っ恥青っ恥?いや、そんな心配はいらない!18禁の話を語ろうという時点で恥は捨てているはずだ!

まずは事実確認が必要だ!

早急にリサーチの必要あり!至急帰宅しググるのだ!

サーイエッサー!!(脳内会話)



                 〜18禁とは?〜
表現の自由の範囲内で、様々なコンテンツを公開するにあたり、青少年が目にすると不適切と思われるコンテンツを総称して「18禁」という。
18歳未満閲覧禁止」の略。

・・・なあんだ、やっぱり未満なんじゃないか。ビビらせやがってー。

これでオレのTAKERUのEFT(Eighteen Forbidden Theory)の仮説は証明されたわけです。

これで俺も24歳の今頃にはノーベル賞平和賞を得ているでしょうね。

スピーチの内容を考えておかなくては!

英論文を書かなくちゃいけなくなるから英語もしっかり勉強しとこっと!


そのためにもまずはこの理論を完全なものにして・・


振り返るな!振り返るんじゃないオレ!

あのな、バカって自分で認めるまではバカじゃねぇんだよ!




2日の日記のように友人に18禁相対性理論についてせつせつと語っていた所(←バカ)、哀れむような目で見ていた友人が一言

・・・あ。

 3月12日


ガラスに息を吹きかけたら曇ってしまう。

道路を舗装すると逆に凸凹が出来てしまう。


なにが言いたいのかというと、上にどんなに着飾ろうとしてもそれは逆効果なのではなかろうか。と。

先人達はこう言っております。

【シンプル イズ ベスト】

だれの言葉かは知りませんが、なんと響きの良い言葉で御座いましょう

ベタベタと化粧をしていたとしても、内面からの輝きが無ければそれは化粧ではなく変装。

心が綺麗な人はすっぴんでもべっぴんなのです。(これはもらった!)


そう考えていくと、服装でも同じことなのです。

たとえどんなにゴージャスな服を着ていようとも中身がなければ輝きは出ない。

今流行の服を着ていても、服に負けるような中身では意味がない。


だから、別にファッションセンスが全く無くったって心が輝いていればカッコよく見えるんだよ!

うわー、なにこいつ服ダサーとかしか思えない奴になんか評価してほしくないね!

要は心!中身を見てくれ中身を!服がオッサンじみててもさぁ、心が・・・


うわーんチクショー!!

 3月13日


人はよく今より先を夢見る。

それは将来の事であったり来世の事であったり。

ただそのヴィジョンは良い方向へと進む形のものが多いように見受けられる。

果たしてそれは正しいのだろうか?

確かに人間は知能も技術も格段にアップはしているであろう。

ジャワ原人がもしブリーフを手に取ったとすれば必ず頭にかぶるだろう。

「同じくらいの頭のサイズでこっただでけぇ角もつ奴がおるんけぇ!」とか言ってビビるでしょう。

技術そのものは人類史2000余年で飛躍的に進歩しているのです。

だが、人間の心はどうでしょうか?

終わらない戦争。止まらない環境破壊。増え続ける自ら命絶つ者。

これらを垣間見てどうして良き未来を想像できましょうか。

僕はこの頃とても恐ろしい未来を思い描いてしまいます。


今回のテストが悪すぎて進級できない絶望的な未来を、ね。

 3月14日


先入観だということはわかっている。

勝手な妄想だってことも。

そして自分自身を重ねて見ているのかもしれないと。


それでも僕は思う。

しきりに指を鼻の辺りに持ってくあの子は朝からハッスルしたのかな、と。

 3月15日


ここで新学年を迎える直前として心構えをば。


1.とりあえずキャラが固定するまでは無茶をしない

初日そうそういきなりのハイテンションをCold Airにお出迎えされた奴を山ほどみてきた自分としては二の舞は踏まない。いや、踏めない。

多少の人間関係を築いた上で徐々に垣間見せようと思う。


2.教師には取り入っとけ

信頼は得てして損するものでなし。勉強の面では明らかに役不足ではあるが、頼りになるところを少しは見せておこう。

日常でバカをやるためにはここら辺のケアが重要である。

ただし男教師の場合は無理かもしれない。


3.アドレス交換は慎重に

八方美人な面は余り表に出してはならない。なるべくこっそりと、あら、私だけ特別?と思われる感じがベスト。

全体に撒き餌をしておけば一本釣りも容易になろう。

ただしこの荒業を使う場合は勘違いストーカーによる包丁直腸貫通バッドエンドまで想定して行動せざるを得ない

ちょっと衝動チックな子にはアンテナを張っておこう。


4.明日のラヴコールを待て

ていうか、とりあえず学年上げろ。

もしも明日教師からの三年生にア・ガ・レ・な・い・ヨ☆電話が来た場合には平謝りも辞さない態度で臨もう。

必殺土下座を切り札として持つ場合は子機を使用すべし。




5.明日のミッションがクリアできなければあとの3ヶ条は無駄と思え。

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