日記選りすぐり 25日 28日 31日

モドル


 3月16日


世の中やれ巨乳だやれ爆乳だ。

映像としてではグラビアアイドルからナニからたくさんのデカチチを見る機会がある昨今ですが、

生ものとしては見る機会がほとんど無いのが現実。

ミルキーガールに囲まれて生活している僕としては少々物足りなさも感じる日々でありました。

そんな荒んだ毎日に潤いを与えてもらいました。

線路を一生懸命走るおっぱい。いや、女性。

その標準装備されたモノをただ見入るしかない俺。

ただ単にドでかいだけなら生でも見たことくらいはあるが、マグニチュード8.2レベルの縦揺れ横揺れで振り乱されるおっぱいを見るのは近年久しい


ステキな出会いをありがとう

そしてまたいつか会う日まで

さようならオバサン


いや、いい。いまさら言い訳等はしない

ただ黙ってついてきてほしい。そこに巨乳がある限りなんとやら。

いや、飢えているんじゃない。知的好奇心旺盛だと言っておくれ。

 3月17日


男の夢

それはチャリンコの二人乗り。

当然男とではなく女性と。

少し早く自転車をこいで「キャッ。」とか言わせてみたり風でスカートをめくらせてみたり。


こんな事ができるのも高校生で終わりだと思うんです。

ただ自分の家から学校までは約1時間。

特上寿司詰め合わせ10段分をチャリの後ろの乗せてこぎ続ける自信は僕にはありません。

たとえ「む、胸が当たってる・・・」とかいう破廉恥なイベントが待っているとしても僕は自分の命を優先させます。

第一、二人乗りくらいでヘバってるなんてカッコ悪い所を見せられないじゃないですか

そんなわけでパートナー探しよりも先に体力作りという仕事を課せられているわけなんです

が、登校下校時には嫌っていうほど二人乗りを見せつけられわけですよ。

楽しそうにしゃべりやがってこのハエ共が!とまでは思いませんが多少は憤りを感じる中で、一筋の希望が。

二人乗りをするチャリンコを見つけ、またいつものハエ共か・・・と思ってチラ見すると、女性はそこそこなのにも関わらず男性のほうはオッサン顔ではありませんか!

ちゃあんと男の中身まで見ている女性がしっかりといるんです。

世の中まだまだ捨てたもんじゃなかったっすよ。

てことで、完全自殺ファイル購入の件は無かったことに。


ただ、オッサン君に完全敗北のオレは顔も中身もないんかい

 3月18日


姉さん、大変です。

いや、大変なのは姉さんです。

現在で21歳今年で短大を卒業して立派な社会人となる姉貴。

早くも道を180℃間違えてしまってそうな自分と比べて姉貴は順当な道をまっすぐに進んでいきました。

だからこそ忠告したい



ここまで来て殺人はよせ


車の免許くらいなくても就職の方法は他にもあろう。

あなたの不器用さは17年間共にしたわたくしめが十分理解してございます

今までは遊園地のゴーカート気分だったのかもしれないが明日は路上運転でしょう?

何人殉死させるおつもりで?


しかし、止めるには少し遅すぎたのかもしれない。

きっと適性検査で近年稀に見る最低ランクを叩き出して諦めるだろうと油断していたのがまずかった。

あんなものは簡単にごまかせます、教習場のコースを回る時にきっと化けの皮が剥がれるだろうと思っていたのに

路上運転までいってしまうとは完全に想定外。

コーチ!あなたの目は節穴ですか!姉貴の不器用さを見抜けなくてなにが教官か!

今日が最後の晩餐でしたが、なにかいいもの食べたのでしょうか?



姉さん、一応生命保険の有無は聞いといたほうがいいよ

 3月19日


最近生活のリズムが著しく変わった。

いつもの週末ならばAM6:00寝のPM2時起なのにも関わらず

今週末はPM20:00寝のAM4時起

基本的には就寝時間に大差はないのだが、

さすがに寝起きの状態からいそいそとゲームに向かう程僕は落ちぶれてもいない。

それでは爽やかなブレイクファーストでも満喫しましょうか

ピポパ・・・チーン!ガサゴソガサゴソ


「朝からうっさいぞ!」「は、はひ」

うちにいるのは低血圧ばっかり。

そりゃ朝日もまだ昇っちゃいないが朝は朝だろう

こうなったらTVでも見ておこう。早朝番組なんてすごく健康的な響きじゃないか。

ポチ。ザーーーーー(砂嵐)ーーーーー


・・・チャララーチャラーチャーピコピコピコピコピコ

結局ゲームに泣きつく俺は間違ってない、多分間違ってないよ

朝からキレられるわ外はまだ暗いわTVもなにもないわ朝勃ちもしてないわで良いことなしですまったく。


だれですか、早起きは三文の得なんて言ったのは。

 3月20日


いくらなんでも今年から俺は受験生

とりあえず最寄の大学へと進学希望をしているからにはそろそろ勉学にいそしまなくてはならないだろう。

進級すら危うかった昨日の僕とはもう決別だ。

1年でやれる事は限られている。

今更この無駄な事に費やしたと二年間を振り返った所で返ってくることはない。

ならば良い思い出として昇華させることが肝心である。


うんうん、なかなか充実した二年間じゃった

起きている時間の三分の一はゲームに費やし且つ惰眠は貪りっぱでティッシュは減り放題たまに勉強を始めたと思ったら5分後には布団の中と・・


まぁこんな後悔ばかりを公開してばっかではダメなのです。

過去を振り返り未来を変える、これ重要。

さて勉強といえばやはり基礎から始めなければならない

今までの駄生活のツケは非常にお高いわけで、いきなり応用から始めるのは初心者がいきなりMt.モンブランに登ろうとするようなもの。

ただ何の教科から始めればよいものやら。

ま、とりあえず勉強を始めるセオリーとして部屋の整理から始めましょうか。




・・・わかっちゃいるけどやめられない。

カッパエビセンも人間の真理をよくもまぁ述べたものですな。

引き出しから出るわ出るわプリントの山。

山は予想以上に険しく一日で登り切ることは出来ませんでした。

今日は放置し明日に持ち越しですな。

・・・勉強は?


は〜い。あわてな〜いあわてない。ひとやすみひとやすみ〜。



一年間の休養にならなければよいが。

 3月21日


持論では、映画は『部屋で一人で見るもの』である。

確かに新作を見るためには映画館へ行くしかないが、すし詰めにされて見るくらいならDVDを待ちます。

反対意見は多くあると思いますが自分はとにかく映画館は苦手。

基本的に小さい時から映画館へ行く機会に恵まれなかったことや、その少ない機会ですらほとんどが大男の後ろだった事からも関係しているのかもしれません。

熊が前に来るたんびに呪詛を吐いてましたから。オジサン、聞(効)いてたらごめんなさいね。

あと男が女の髪触ってたり肩に腕を回してたり、とにかく男と女が並んでガサゴソしてたら映画の興がそがれてしまい、

集中力がぐんぐんと下の方へと流れてしまいます。


そんなこんなで自室観賞をお勧めする。

だが物には一長一短、いいことづくめではない。

レンタルがめんどくさいとか映画が終わった後にささやかな孤独を味わうとかそんな些細な事は別によいのですが

ひとつ俺にしてみれば重大な欠点が

歳が歳だけにAV観賞だと勘違いするマイワンダフルファミリー。

ドアの前で中の気配を感じてんなって!別にやましいこたぁ無いから!

どこか会話もよそよそしい・・・まるで無実の罪で追われているかのよう



・・・なんでSF映画で背徳感を感じなければいけないのですか?

 3月22日


男女共同参画社会。

男女があらゆる場で平等となるのが理想とされる。

だが、いまだに女性への差別はあとを絶たない。

やれセクシュアル・ハラスメントやれ雇用の不平等。

いつになったら本当に平等な世の中になるのやら。

そして今日僕は不本意ながらまた新たに男女不平等を見つけてしまった。

例えば、

男の反対は女

同様に、

巨乳⇔巨根

ロリ⇔ショタ

となるのだが、

妹属性⇔・・・!

そう、そうなのです。弟フェチズムという嗜好が今の世の中には広まっていないのです!

アキバやそこらから妹属性の匂いはプンプンと嗅ぎ取ることが出来るのに対して、弟属性は日本を探しているのかすら疑問。

ということで俺、いや僕、いや僕チンは弟属性を提唱していきたい!

さぁ世の中の姉御系の女性達よ、今こそ目覚めるのです!

ああ、ちなみに僕は根っからのMなので素質の心配はいらない。


リアルネットアイドル 猛 17歳 (身長176cm) をどうぞよろしくお願いします。

 3月23日


聞く所によると関東は信号無視をする人が少ないんだそうな。

風の噂ですから真偽の程はわかりませんが、こっちの人間にしてみればビックリです。

聞けば、細い道でもまったくしないそうですね。

友達が都会で誰も渡らない赤信号でオカンと一緒にズンズン渡っていきチクチクと白い目を背後から感じたみたいです。

しかし、俺は信号無視は完全には否定しません。

だって絶対信号いらねぇだろっていう横断歩道っていたるところにあるでしょ。

5台/日 くらいじゃんみたいな所が。


さらにチャイナを御覧なさい。

あのチャリンコ大国のストリートを。

車に負けじとひた走る大量の自転車のデッドヒートを見てみなさいって。

中国で大通りを横切るということはまさに栄光のウィニングロード。

度胸のある奴だけが渡りきる事ができ、

怖じげづいたガキは家に帰ってマンマのミルクでも飲んでなさい!っていうシロモノです。

交通事情からチャイニーズガッツは育っていくというわけ。

だから、信号無視は漢の証であり勲章。

というわけで、トラック野郎の決まり文句『どこ見てやがんだ馬鹿野郎!』が生で聞けるその日まで僕は横断歩道を渡り続けます。
(信号無視大肯定じゃねぇか)


ただし、良い子は絶対に真似しないで


家でミルクでも飲んでいやがれこのチキン野郎!



『ザ・子供に悪影響なHP大賞』に認定されませんように。(ないない)

 3月24日


終業式

それは春休みの訪れを呼ぶ嬉しい合図であり、

担任が終わり幾人かの教師が学校を離れる悲しい合図でもある。

一年間の行事、朝のHRや帰りの掃除を共に過ごして来た担任と離れるというのは辛い事ではあるが仕方の無いことでもある。

世話になった教室を掃除し、校長の長い話を聞き、教頭の夏休み一週間短縮宣言に場内騒然とし、

そして最後のホームルーム

全員着席している中、神妙な顔つきで入ってきたU先生。そして静かに話始めた。

このクラスは本当に良いクラスで・・・」時折笑い話を織り交ぜていたが、それも先生が悲しみを紛らわせようとしているのが明らかで、クラスの全員が感極まり泣く者も出る中でついに先生も泣き出す。

そしてむせび泣きながら先生の最後の一言

このクラスを担当出来ては私は本当にしあピンポンパーン2の4田中、2の4田中、至急生物室まで来なさい・・・ブツッ。」



・・・


・・・・・・タナカ・コロス。

最後に全員が心を一つにした瞬間。

 3月25日


家族と同居している以上郵便物にはまず家族全員の目には触れる。

これは避けられぬ事であり、注意すべきは家に危険物を注文しないこと、これに尽きる。



今日一通の郵便物が我が家に届いた。あて先は親父。

特に関心も無くTVをぼんやり見ていると

「なにこれ?開けてみよっと!」

姉貴が無邪気に封を切り中身を取り出す。

目を向けるわけでもないが、ただ少し耳を傾けておく

「ええと、やきゅう・・・」ああ、そういや親父は野球が好きだったな。俺はあんまり興味は無いが、よくTVを独占されて大変だったよ。

「けん・・・」えぇっ!そっち!?

ととと父さん!いくら単身赴任で久しぶりの一人暮らしにウッキウキでもそんなことしちゃダメですって!

というか現在我が家のオンリーマンである僕にこんなリアクションに困る危険物を送り届けないでいただきたい!

口元を引きつらせながら視線は変えず耳筋をフルに使い切って姉貴の次の発言に耳を傾けていると、


「・・なぁんや、つまらん」

つまらん、お前の話はつまらん!?キンチョール大滝じいさんバリのリアクションでいいの!?この事件は!

早くも全身硬直し、脂汗まみれの俺をよそに姉貴は中身を袋へ詰め直しトイレへ

全力で金縛りを解き神速で袋を抱きかかえ郵便物入れ箱の最下層へと押し込め汗を拭う俺。

出来るだけの事はやった。中身は敢えて見まい。プライベートは下手に介入するもんじゃありません。


姉貴よ、その言葉の意味を知る事無かれ。人生には多分必要ない。



オヤジヘ

前略

ムスコ キトク スグ カエレ

シンアイナルムスコヨリ

 3月26日


歌は良い

日頃のうっぷんをメロディーに変えて吐き出すことができる。

嫌だったことや少し気に触ったことを歌と一緒にさようなら

そして明日からはまた新しい自分になれる

今一番のストレス解消法。


「んんーああーうんっ」

喉の調子もバッチリ。

今日も例外無く風呂場で熱唱。

ただ、ここはみだりに大声を出してはいけない住宅密集地だ。

しかしそれは分かってはいるが歌を唄う事は止められない。

たとえその歌声がジャイアンオンステージであろうとも。

家庭崩壊よりはまぁマシだろう。

ただし、明日の俺にこれだけは言っておきたい。


歌う事自体はいいけども、ゲキテイは歌うな。

いくらテノールでも気持ち悪いと思うよ、多分。たぶんですよ。

今日ちょっと歌ってみたとか、そのまま調子に乗って最後まで歌ってみちゃったとか全然そんなんじゃないから。


いや、ゲキテイが分からないならいい。調べるな

 3月27日


ボーっと夕方ニュース番組を見ていると

「☆▼×○・・・▲□★!」

なにやら奇妙な言語らしきものが聞こえてきた。

ついに幻聴が聞こえ始めたのか、まだ17歳の若者だというのに不憫じゃ・・・。

と思ったがどうもTVの方から聞こえてくるようだ。

話しているのは日本人、なのに聞こえてくるのはどうも異質の言葉。

寝ている間にでも宇宙人に耳を改造されてしまったのだろうか。

ああ、きっと夜には列車で金髪美人が迎えにくるに違いない、シャワーでも浴びておこうか。

だが、もしかしたら単に局の事故かもしれない。友達に同番組を見てもらおう。


「別に普通だけど」

なるほど、俺だけの特別・・・か・・・。これから壮大なファンタジーが待っているんだね。

そして猛は妙なエクスタシーを感じながらソファーにふんぞり返ってTVを優雅に見続けましたとさ・・・



番組が二重音声対応だったと知ってバカが一人で赤面したというのは、また、次のお話・・・。(某レストラン風味)

 3月28日


女は得てしてかわゆい物好きだ。という偏見を僕は持っている。

私はナマものゲテものグロもの好きだ!と胸を張って主張出来る方も今は敢えて黙っておいてほしい。

かくいううちの姉貴も例にもれず可愛い物には目が無い。

Qooだのシナモンだのと、奇妙な生物たちに大変心を奪われご乱心の様子。

ふと気がついたらかなりの腕前のクレーンキャッチャージャンキーとなっていた程だ。

・・・将来の仕事は建築業をお勧めしたい。


そしてとある昼下がり(というか今日)

姉貴は何日か前から外泊をしていたので、渋々ながら家事の手伝いをする事に。

課せられたミッションは干してある姉貴の布団を部屋へ持っていって敷く事。

姉貴の部屋に入る事について多少の抵抗は感じるが、

普段家にいる時でも部屋のドアが開いているような人だから一見してまずいものは部屋には置いて無かろうとドアの前で意気込む。

ただなんとなく心持ち静かに、寝起きドッキリの如く中へ。


「おはよーございます・・・」

おぉ、ファンタジー。

年中ゴミ屋敷の俺の部屋とは違い、色んなモンスターが総出でお出迎え。

部屋の色もオレンジで染まっていて、とりあえず奴もホンモノの女なんだなぁと、妙な感心をしつつ布団を敷く。

敷き終わって部屋を出ようすると、ふとベットに飾られているデカぷーさんが目に止まった。

なんだか口元がゲロを吐いたように汚れている・・・。

・・君の身にナニが起きたんだい。

と、哀れなプーさんと意思の疎通を図ろうと持ち上げようとした。のだが、

グラッ。ケツから落下していくプーさん、伸ばす手、口の辺りを床に落ちるすんでのところでキャッチ、ホッと息をなで下ろプチ。


プチ?

安堵を奇妙な効果音で遮られ、目線を下に。

元は口であったろう部分が今やただの紐となっていた。

・・・プーサン、サイキンチョウシハドウデスカ?


ラブリーフリーク姉貴+プーさんのっぺらぼう化=俺ホームレス

いかん、これは非常にマズイべ。どうやって謝ろうか・・・。「え〜、真に
遺憾ながら・・。」ああ、こんな事言ってる場合ではないぞ。

「母さん、姉貴っていつ帰ってくんの?」「今日」

姉貴の部屋で一人作戦会議。

いつもは全く働かない左脳をフル回転にして考えるも何も案は出ない。これほどまでに自分の無能(脳)さ加減を実感する日が来ようとは。

こうなったら最後の手段、か・・・。

プーさんをベッドも横たわらせ紐をそっと鼻の下にあてがう。

少々プーさんの笑みが引きつって見えてしまうのは今の自分の精神状態の所為だろう。そうに違いない

題して、姉貴が自分でやったと見せ掛け俺は今日はもう部屋から一歩も出ない、絶対出ないぞ。ただしトイレくらいは勘弁してね大作戦!

・・ああ、罪悪感に満たされていく。作戦名の途中に

だが屋根のある生活をするためには仕方が無い。これも立派な処世術だ


ゴメン姉さん、これからはもうちょっと優しくなるから・・・。


ゴメンぷぅさん、ゲロまみれの君にトドメを差してしまって・・・。


万が一の更新の滞りは俺の生命活動の滞りとお考えください。

    明日がありますように〜少し早いサンタさんへのお願い事〜

 3月29日


華の冬休みにゴロゴロと生きる目的を見失い続けるわけにもいかないので、ちょっくら春期講習にでも。

ちゃんとお受験ムードでも味わっておけば気分も一新できるかと。

んでまずは体験講座をば。

構成としては教師1に生徒2での授業で問題を解き終えたら間違ってる所を解説するというもの。

問題を解いている途中での余計な指摘が入らないのでまぁとてもいい感じに集中できるかな

問題が終わって講師がそばに、女性の方であけすけな性格っぽいのでなかなかの好印象だ。

「あーここは難しいでしょー」「そ、そうですね。」

「こんなけ出来てれば十分やでー」「ど、ども。」

「どーしたん、元気ないでー?」
「はぁそうですかね。(ふふ、誰のせいなんだろうね)」

とにかく声がデカイ。確実にかくれんぼで最初に見つかっちゃうような人だ

しっかりとご近所との付き合いはやっていけてるのかな。と、いらぬお世話な事を考えつつ黙々と勉強を。

耳鳴りを抑えつつも授業が終わり、少し話をする時間があった。

最初は希望大学の話等をしていたが、話題は年齢の方向へ

「自分ら17歳やろー?若いなぁ。でもな、私は18歳やねんで!」

「「へぇ・・」」


うわぁカラミズレェ

オバサンとのテンションの相違を感じつつ塾入りを真剣に悩む今日この頃


 3月30日


結局春期講習は受ける事に。塾長さんの眼力に押し切られた風で。

ただ、講師は違う人になるみたい。心底ホッとするも、そんな表情は見せないように頑張る俺って健気〜。

新しい講師に心機一転嬉々と授業開始。

今回も女性で(前と違って)なかなか若い感じだ。

声も世界水準を上回る事は無く、いたって普通。

これならもう夜耳鳴りに悩まされる事も無いよ!と、友人とアイコンタクトを交わしつつ授業を。



先生ー、ここどうすればいいんですか。

あー、ここねー、うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。

どう説明すればいいのかなぁーーーーーーーーーーーーーーーーん。

あの〜。

ああ、そうか、それは、ここを見ればいいのよ、うん。

そ、そうですか。

あ、違った。こっちね、こっち。あれ、これも違うかな、うーーーーん。



ああ、また駄目っぽい。

今度は教師的にダメクサイ上になんだか不思議なニオイがするよこの人

塾講師の試験かなんかは無いのかいここは。こんなの通しちゃダメですよ。

声の音量と講師の資格くらいは面接で問うておいてください。


ふぅ、女運が無いとは分かっちゃいたが、講師運まで無いとはね。


あと人生にナニが期待できるんだろ。

 3月31日


友との語らい。

それは時間を忘れるほど楽しく、また尊いものである。

そこでは悩みも愚痴も全てを吐き出し、そして聞いて貰える事のできる唯一の機会


今日も肌寒い中を薄い長袖一枚という既知外的なファッションで立ち話。

まぁ寒さも忘れるのだからよしとしよう。

いつもは「違いの分かる男になりたい」だとか「最近小便のキレが悪くてね。」というバカな話ばかりをしているのだけれど

今日の議題は「思い出話。」に

ぽつぽつと友人Tが思い出話を始める。

「あの時Y香はさぁ、絶対俺を誘ってたんだって!だって胸押し付けて来たんだぜ?あん時揉みしだいときゃよかったなぁ〜。」

「ベランダでさ、Mと付き合えば?あの子も好きとか言ってたで。とか言われちゃってさぁ〜、あん時は参ったよなぁ。」


懐かしい顔ぶれがたくさん出てきたので、俺も昔を思い出して話始める。

そしたら出るわ出るわ笑い話が、笑い話のみが!

Tの色めいた話に対してこっちは教師が壁に穴開けた話。

Tは俺の話で笑ってくれるものの、こっちはなぜか反比例して悲しみが膨張してくる。


あ、一個色モノの話あった!

中二辺りの時にさぁ自分のナニがカチンコチンの時にさぁ触られちゃったんだよね〜、男に。

向こうはエロガキのスキンシップみたいな感じで触って来たわけよ。そんで俺のナニはガチじゃん?

なんかむっさ気まずい顔してんのよ、触ってきた奴が。もう顔を覆って走り去りたかったねあの時は。



まぁ、そら、笑うわなぁ・・・。


必死の色モノ話でさえも腹を抱えて笑われてしまいとっても鬱に。

俺の知らない間にすごく青春エンジョイしてたんだねT。

父さんなんだかすごく疎外感に満たされてるよ。

ああ、マラソンのスタートダッシュでコケて全員に踏みつけられたような気分だ。

これから尊く清いピンク色の青春の日々を取り戻せるのだろうか?


周りと自分の学生生活の楽しみ方のギャップを感じ始めた春うらら。

煙を吐き出すはずの排気口から煙吸ってどうすんだ俺・・・

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送